今年に入り“筋トレ中”というフレーズで、
ブリヂストンのニューボールがSNS上で多くアップされて話題になった。
2月19日の発売日にはブライソン・デシャンボーをはじめ
多くのスタッフプレーヤーたちが一斉に“飛びマッスル!”と
元気よくそのボールの存在をアピールした。
※インスタグラムで #飛びマッスル をご覧いただきたい。
“筋トレ中”? “飛びマッスル”?
このバズっているキーワードが意味する真相を明らかにするためBUZZでは今野一哉プロを調査員に迎えてブリヂストンスポーツゴルフテストセンターに足を運ぶ。
そこで私たちはディスタンス系ボール「TOUR B JGR」の、最先端飛距離追求型ゴルフボールの科学を見た。
撮影=小林司 取材協力=ブリヂストンスポーツゴルフテストセンター
今年に入り“筋トレ中”というフレーズで、ブリヂストンのニューボールがSNS上で多くアップされて話題になった。
2月19日の発売日にはブライソン・デシャンボーをはじめ多くのスタッフプレーヤーたちが一斉に“飛びマッスル!”と元気よくそのボールの存在をアピールした。
※インスタグラムで #飛びマッスル をご覧いただきたい。
“筋トレ中”? “飛びマッスル”?
このバズっているキーワードが意味する真相を明らかにするためBUZZでは今野一哉プロを調査員に迎えてブリヂストンスポーツゴルフテストセンターに足を運ぶ。
そこで私たちはディスタンス系ボール「TOUR B JGR」の、最先端飛距離追求型ゴルフボールの科学を見た。
撮影=小林司
取材協力=ブリヂストンスポーツゴルフテストセンター

調査員 今野一哉プロ (左)
こんのかずや、蝶ネクタイがトレードマークのプロゴルファー。子供が楽しめながらゴルフが学べるキッズゴルフクラブを主宰。
飛びマッスル伝道師 (右)
ブリヂストンスポーツ株式会社
商品企画1部 ボール商品企画ユニット
佐藤克典
飛びマッスルの真実は
エンジン部・コアの復元力の最速化にあり
調査員・今野一哉です。新「TOUR B JGR」の飛びの秘密、暴きマッスル!
さて何かと飛距離性能が話題のゴルフギアですが、ずばりクラブ同様にゴルフボールのモデル選びに拘ってほしいのは間違いありません。まずは飛びのメカニズムを勉強しましょう。
「JGR」はディスタンス系ボールの人気モデル。
前作は宮本勝昌プロがツアーに実戦投入し、トッププロがその飛距離を武器にしたことが話題にもなった。 が、新「JGR」はさらにその飛びを超えていく。
さあ今野一哉調査員、“飛びマッスル”の秘密を暴くんだ!
新配合 マッスルコア完成!
ブリヂストンの高分子技術によりコアの表面付近の架橋形態を強力に増加。ソフトな内部でしっかりつぶして、硬い外周部で復元力を高めていく、抜群の瞬発力を持つのが新「JGR」のマッスルコアなのです!
「ボールの飛距離のメカニズムとして、ドライバーショットの打感がソフトなボール(よくつぶれる変形量の大きい)は低スピンになりやすいが初速が物足りない。それに対して、打感がしっかりめのボール(つぶれる変形量が少ない)は高初速だけどスピン量が増えやすい。じつはゴルフボールにとって高初速・低スピンは相反する飛びの条件なんです」(BS・佐藤(以下省略))
ディスタンス系ボール「JGR」の特徴は、とにかくドライバーショットの打感がソフトなことだ。それは“飛びマッスル”こと新「JGR」も然り。しかし不思議だ。トラックマンでテストした結果、新「JGR」は明らかに高初速であり、低スピンである。ボールのメカニズムの常識を覆し、まるで大砲のような強弾道で、前作「JGR」の飛距離を凌駕してしまった。
「ブリヂストンでは高初速・低スピンという相反の条件を兼ね備えることをテーマに研究開発を重ね、ボールのエンジンとも言われるコアの復元力を極限まで高めることに成功しました。構造としてはコアの内側は極限まで軟らかく(大きくつぶれる=低スピン化)、外側を極限まで硬く(復元力を高める=高初速化)、極限まで内軟外硬にコアを鍛え抜きました」(BS・佐藤)
コアを鍛え抜いた・・・“筋トレ中”や“飛びマッスル”というキーワードの真相は、ボールのフィジカルアップを表現するものであった。テストデータは一目瞭然だが新「JGR」の飛距離は圧倒的だ。過去に “筋肉ツーピース”という愛称で抜群に飛んだ「レイグランデ」が懐かしいが、“飛びマッスル”の新「JGR」はまさにその名ボールを彷彿させるブリヂストンらしい最新型ディスタンスボールなのである。調査の結論、それは圧倒的な飛距離アップを実現させるなら迷わずに投入するべきということだ。
まずは、スピン系ボールでテスト

TOUR B XS
特徴はスピン系らしく、スピン量が約3000回転と、ほどよく多めに確保されていること。プロ、上級者に代表される競技者にとって弾道を“操る”ことに安心感を持てるデータです(今野プロ)

ディスタンス系ボールにチェンジ

TOUR B JGR(前作)
画期的に弾道が進化したのは、スピン量が2800回転にまで低スピン化できたこと。コアがさらにソフトな「JGR」ならではといえる、インパクトでボールをつぶす=低スピンが発揮されています(今野プロ)

新「JGR」、マッスル化

NEW TOUR B JGR
マッスルコアの効果が発揮され、ボール初速が前作から1m/s以上もアップ。さらなる低スピン化で、圧倒的に飛ばせました。スライスに困っている、つまりスピン量が慢性的に多めのアマチュアゴルファーには、最高の飛距離を導いてくれます(今野プロ)

