VOICE B

Special interview FROM TOUR

VOICE 32

佐藤 心結

「ボールを信頼して、
バックスピンで戻すショットを
打ちます」

—ブリヂストンのボールを使うようになったきっかけを教えて下さい

中学2年生のときの日本ジュニアで、初めてお声がけいただいて、それからモニターとしてブリヂストンのボールを使い始めました。その時はもう赤と青の『TOUR B X/XS』になっていたと思います。それ以来、ずっとブリヂストンのボールを使っています。

—2つのモデルのうち、『TOUR B X』を選ばれています

打感がしっかりあったほうが好きだということと。
あと、バックスピン量が多い方なので、アイアンとかウェッジで『XS』より若干スピン量が少なくなる『X』が良いと思っています。

でも『XS』は、アプローチでスピンをかけたいときにかけやすいと感じていて、硬くて速いグリーンだと『XS』のスピン性能が欲しいなと思うこともあります。

—他社のボールを試したことはありますか?

トーナメントの練習場にあるボールを打つこともあるんですけど、その性能だったりが全然違うので。質が違うものという印象があります。

球筋も変わるんですが、ブリヂストンのボールは食いつき感が凄くあるので、他のボールを使うと、球離れが速く自分がイメージするボールが打てないと感じています。だから、そういうときは多少イメージと違う球が出ても気にしないでやるようにしています。

—ボールにはどんな性能を求めていますか?

私は結構打感を重視していて、ショットもそうなんですけど、パッティングでもしっかりと打感があって、音がしたほうが自分のイメージに合わせやすいところがあります。少し弾いてくれたほうが距離感が合わせやすいです。

『XS』はたぶん『X』より音がしない感じがあって、打感も少し軟らかくなるので、自分にとっては距離感が合わせづらいかもしれません。ボールによって、転がりも変わってくるので、そのあたりも距離感に関わってくると思っています。

—ボールの性能を実感するエピソードはありますか?

例えば、ウェッジで打ったショットでも自分はスピン量が多いので、ピンより少し奥に落として、スピンで戻して寄せるショットを選択することがあります。

2022年のCATレディースで、70ヤードくらいのショットをそんな感じで奥から戻すイメージで打ったショットが、バックスピンで戻ってカップに吸い込まれてイーグルを取りました。スピンをかけたいときに、ちゃんとかかってくれるという信頼がありますね。

—ご自身はどんなプレースタイルだと思いますか?

飛距離を活かして、バーディーチャンスにつける積極的で攻撃的なアグレッシブなプレーヤーだと思っています。

でも、全然満足はしていなくて、2023年シーズンもシード権を取るのに必死なくらいだったので。ツアーを転戦する中で、色んな場面を経験して、情報量も増える中で、本当はシンプルにゴルフが出来れば一番いいと思うんですけど。

2024年は初優勝とキャリアハイの成績を目指したいです。

※インタビュー後に2024年10月スタンレーレディスホンダゴルフトーナメントで初優勝達成。

—最後にオウンネームボールについて、教えて下さい

漢字で「心結」(みゆ)と入れています。
番号は、0,1,2,5を入れています。初日は0と1を入れて、2日目は1と2を入れてます。ゼロからスタートするのが好きなので。3と4は自分の中であまり好きではなくて、その次は5番にしています。

PROFILE

佐藤 心結 プロフィール
2003年生まれ、神奈川県出身。2021年のスタンレーレディスではアマチュアながらプレーオフに進出し2位タイ。同年のプロテストに一発合格を果たす。中学時代、砲丸投げで鍛えた体幹で、2023年のドライビングディスタンスは10位(253.9y)という若手屈指の飛ばし屋。2024年スタンレーレディスホンダで念願の初優勝を果たす。使用ボールは『TOUR B X』。

佐藤 心結 使用ボール

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